インド渡航2019夏 -1- :カッチ地方『ミラーワーク』

 

ナマステー!
インド渡航2019夏ー。

年に一度、
翌年の新作コレクションを制作するために、
伊達が一か月ほどインドを渡航しています。


今回はいつも言っている刺繍の産地、

*ラクノウ:チカン刺繍
*コルカタ:カンタ刺繍
*カシミール:アリ刺繍

に加え、新しい刺繍産地に訪問することから始まりました。


訪れたのは、
民族衣装がとても素敵で
可愛いお家もたくさん残る、

インド・カッチ地方(グジャラート州)。



訪れた目的の一番は、
「ミラーワーク」と呼ばれる
鏡を刺繍に入れ込んだ
カラフルで美しい手刺繍の現場を見ることでした。

カッチは、海に近く
湿原地帯が広がる地域で、
昔から少数民族の人々がたくさん暮らしていたそう。


現在も残る刺繍の大分類だけでも、
12種の民族が技法があり、
ミラーワークはその代表格として有名です。




私が訪れた、メグワル族の人々が暮らす村。

女性たちが身に着けている伝統衣装も、
ミラーワークが施されていて、
とってもカラフルで素敵でした。


そして、なんとミラーワークは家の中にも!



こうした装飾は、
この家に嫁いだ女性たちが自身で施しているそうです。

円形で土壁のお家は、
外が暑くても中は涼しく
すごく快適でした。


そして、外装まで可愛い…!

クロスステッチの図案のような
幾何学模様が描かれており、

民族衣装と相まって
絵本の中にいるような気分になりました。



こちらは曼荼羅の周りに動物が描かれ、
カンタ刺繍の図案に似てるな…
などと考えながら

沢山の想像力の源をもらうことができました。


そして、メグワル族の貴重な民族衣装を譲ってもらえることに。

どれもカラフルで、
すごくエネルギーを感じる色合いです。


こちらの中から買い付けた生地はなんと…

「ポケット刺繍Tシャツ」の
限定ポケット生地として、
来春頃にみなさんにお目見え予定です!


中には、こうした刺し子刺繍ミラーワークのコラボレーションした生地も。

元々は買い物袋としてメグワル族で使っていたものだそうで、
一度ほどいて大切に生地として使おうと思います。


カッチ地方の旅で、
私が個人的に興奮したのは

メグワル族の人々との時間、
そして…

いろんな動物に出会えたことです!
しかも、
道路で車とのすれ違いざまに。




こちらは、少数民族のおじさんが率いるラクダ。

こぶのところにちらっと見える生地も刺繍です。
可愛い~~~

こちらはヒツジの大群。
家畜大好きな伊達としては、
もう大興奮でした!可愛すぎる。。


今年、インドの雨季が始まるのが遅く
本当は6-7月に移動する動物たちが、
私が訪れた8月に移動を行っており、

まっすぐ続く道路の上には
ヒツジ、ヤギ、バッファロー、ラクダ…

まるでサファリパーク並みの遭遇率でした。


そして、カッチは
ミラーワーク以外にも、
様々な手仕事が有名な地域。

次回は、
「アジュラク染」
の生地工房に訪れたことを中心に、

ローガンアート、カウベル、木工細工の工房に
訪れたことをご紹介します。