Pohインタビュー② 坂内拓さん

コロナ禍になり、こうしないといけないとか、これしちゃちゃダメ、みたいな状況が増えていき、閉塞感がある中で、「手仕事」と「アート」という、普段なら切り離されて語られることが多い2つのキーワードから、共通の明るく強いメッセージを感じることが増えました。

今回、イトバナシから生まれたブランド「Poh」にて、素晴らしい3人のイラストレーターさんとのものづくりを発表します。

その橋渡しをしていただいた、ondo STAY&EXHIBITIONにて、Pohの展示販売会を行うことになりました。

それに先駆けて、アーティストさんのインタビューを行いましたので、ぜひ、ご覧ください。

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坂内拓 -Taku Bannai-

 

東京生まれ、

コラージュ作品をメインに、広告、書籍や雑誌、音楽分野のアートワークに携わる。 

日常風景を叙情的に捉える視点や、作品に余白を作るミニマリストスタイルは、見る者に想像の余地を残し、様々な物語を紡いでいく。

主な実績に、TOYOTA、SUNTORY、ANA、MINI、The New Yorker、新潮社、マガジンハウスなど。

HP : https://www.bannaitaku.jp Twitter : @TakuBannai Instagram : @takubannai

 

-簡単な自己紹介と普段の作風を教えていただけますか

小さい頃から絵を描くのが好きで、祖父が日本画をやっていたこともあり、家庭も絵に興味を持たせるような感じでした。それで、大学行くなら絵を描いたり物を作る方がいいかな、と思い多摩美のグラフィックデザイン課に行ったんですが、就職活動もせずに、卒業後もイギリス行ったりフラフラしてました(笑)

そのときに見た、向こうの建物とかグレーな空気感とかが今の作風にも影響してると思います。

最初の仕事はCMの絵コンテを描く会社だったんですが、スタイルがあって、めちゃくちゃ上手い職人さんのような人ばかりの集団で、リアルから柔らかいタッチまで、なんでも描ける方ばかりで、ほとんどそのときに吸収した技術で生きてる感じです(笑)

 

-坂内さんの作品を見ていると水平線とか地平線が印象的なんですが、いつからこの作風になったのですか?

とある人から水平線がすごく印象的だと言われたことがあって、それまで、意識してなかったんですけど、見返すと多いなあと自分でも思いました。

 

-色の分かれ目が素敵だと感じてます

前職でCMの絵コンテを描いていたのが、ちょうど、手書きの業界にパソコンが入ってきた時期で、線は手書き、パソコンは塗りって感じだったんですが、そのパソコンに興味があって、いろいろな方法を試しました。レイヤーを多用して、重ねることでどういう効果があるのか、という感覚が癖になり、立体的に色を考えるという部分が出てるのかと思います。

-作品は最初から最後までパソコン上で作ってるんですか?

クライアントワークでは、ほぼ、そうだったんですが、最近では、アナログの風合いを求められることも増えてて、まずは切り絵で作って、最後にパソコンで仕上げるというのもやってます。

 

-今回、ご相談させてもらった、インドの手仕事とのコラボレーションの話を聞いたときにどう思いましたか?

アナログな作業が途中で入るというのは、普段やってることと全く違ってて、ぱっとイメージはできなかったんですけど、面白そうだなと思いました。

最初に、マスクを作るという話を聞いたので、色面を大きくとって、ワンポイントを入れて、という風にデザインの方向性を膨らませていって、手仕事ということで、細かな表現は難しいかもしれないということだったので、その辺り意識しないと、ポイントを絞っていきました。

 

-提案してくださったラフはどれも素敵だったんですが、どんな風にアイデアを考えてるんですか?

降りてくるのを待ってるというか、過去に見た風景とかが混ざってるというか、割と思いつくままですね。まず、面を作って、色で分けて置いたりして、そこに要素を入れていく感じです。

 

-今回、インドのものづくりのプロセスを写真で共有させていただいてましたが、どんな風に見られてましたか?

そうですね、すごく面白かったです。職人さんたちの雰囲気見ても、自分の絵がどうなるのか想像できなくて(笑)

-今日、マスクに落とし込んだ実物をやっとお渡しできたんですが、仕上がりはいかがでしたか?

雰囲気がすごくあって、手作業って、なんだか楽しいですね。

-ファブリックだとこんな感じです(ファブリックをお見せして)

これ全部、手で刺繍してるんですか、すごいですね。大きいのも雰囲気が変わってすごく面白いですね。カモメの刺繍が裏で繋がってる部分とか見れるのも、なんかいいですね。

-今後またインドとのものづくりをするなら、どんなデザインを想像しますか?

やっぱり、今回のように、紙から離れたものづくりをしたいですね。

自分の作品が、また違う見え方がすると思うので。

あと、今回は、上下を決めて四角の中に収めるデザインだったんですが、要素を一つ一つ描いていって、散りばめることで、上下を決めずに使えるのができても面白いですね。

 

-最後に、ここ最近で坂内さんの作品に触れられる場所があれば教えてください

コロナの状況でどうなるかわかりませんが、9月中旬から10月に中目黒のデッサンという本屋さんで個展を予定しています。

去年予定していた企画が延期になっちゃったので、そのあたりも、今後できるといいですね。

 

-本日はありがとうございました。

 

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Poh 展示販売会

インドの手仕事×日本の3人のイラストレーター

https://www.facebook.com/events/209992604283683 

いつも何気なく使っている日用品から日常に心おどる瞬間が増えたらいいな

「Poh(ポウ)」は、アートの美しさとクラフトのあたたかさで、くらしを遊ぶ、心おどる日用品をお届けします。

今回、ブランドの立ち上げに合わせ、ondoさんとのコラボレーションすることで、アートの中でも、生活の中に溶け込んでいる日本のイラストレーター3人と一緒に、インドの手仕事でのものづくりを発表します。

 

日時:

6/17 木 - 20 日 12-19時(最終日は-17時)

※6/17木はmedia only

※6/18-20 深川ヒトトナリ開催

 

場所:

場所:ondo STAY&EXHIBITION https://ondo-info.net/gallery_tokyo/

〒135-0024 東京都江東区清澄2-6-12 TEL:03-6240-3673 FAX:03-6240-3674

東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」A3番出口から徒歩約5分

<注>駐車場・駐輪場のご用意はありません。(1階の駐車場は利用不可)

お車でお越しの際はお近くのコインパーキングなどのご利用をお願いします。